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馬場 恭輔

細部まで

ドイツの建築家の言葉で、「神は細部に宿る」という言葉があります。

「細かい部分にこそ真の価値や美しさが宿る」ということを示しており、これは「細かい部分にどれだけこだわれるかで、全体がより良いものに仕上がっていく」という意味です。

 

 

 

例えば、踊り場スペースを活用したひな壇階段。

様々な角度から目に入る位置にあるので、「框」と「蹴込板」の厚みを同じにし、全体のラインが揃うようにしました。

 

 

 

リビングの掃き出し窓に設置したバーチカルブラインド。

カーテンと同様に開けた時に「溜まり」ができてしまうので、窓に重ならないように折り上げ天井部分を延長させ、溜まりスペースを計画。

窓枠とバーチカルブラインドのラインと揃えました。

 

 

 

キッチンや階段の腰壁にある笠木。

あえて薄く仕上げ、目立たずに空間に馴染むようにしています。

 

 

 

 

何かと何かのラインを揃える。水栓器具をタイル目地の中心になるように配置する。など、この小さなこだわりの積み重ねが結果的に良いものに繋がると私たちは知っています。

 

3mm変わるだけで空間の感じ方が変わると言われている建築の世界で、これからも細部までこだわりながら、お施主様と一緒に住まいづくりをお手伝いしていきます。

 

 

 

baba