column

坂口 陽太

平面上での無意味、立体になると意味を持つ

設計の一部において、図面上では無意味な部分として捉えられる時があります。

廊下を作ること、玄関までのアプローチを長く作ることなど、

無くても良いが、ある良さもあるのでは無いかと思います。

 

例えば旅館の入口のドアはあえてすぐに設けず、入口から少しアプローチがあり旅館へ入るドアがあったりします。

それは、旅館へのワクワクを少しでも上げる為に作られます。

 

 

住宅において、動線を短く玄関を正面につくるケースが多いですが、

あえて少し奥まらせて入口を設ける場合もあります。

そうする事で、帰宅する時やお客様を招く時に家でありながらもワクワク感を演出できるようになります。

 

 

どうしてもコストが掛かってしまい、選ばれることは多くありませんが、

こういった部分を取り入れて頂くのも良いと思います。

 

室内廊下も同じ事がいえると思います。

プライバシーを守る役目や音を遮断してくれる役目、空間をしっかりと仕切ってくれる役目など多くあります。

外部よりもコストが掛かってしまいがちになるので、できるだけ少なくが多いですが、

少し余裕のある方は上手な廊下の使い方もしてみてはいかがでしょうか。