column

馬場 恭輔

空間の居心地

以前訪れた京都市内にあるサウナ施設で、ともに古民家を改修した建物です。

 

 

 

 

 

深く軒を出した縁側、雨に濡れる庭、天井を見上げた時に現れる存在感のある梁。

時間を積み重ねた素材の風合いに、新しい素材を自然に溶け込ませることで、

空間に深みと軽やかさの両方をもたらせています。

 

「何か素敵だな」「何か落ち着くな」、そんな風に感じた場所や空間に出会ったことがあるかと思います。

言語化しにくい「何か」は素材の選び方や組み合わせ・光の入り方・視線の抜け・外とのつながりなど、

細部まで丁寧に整えられた積み重ねかもしれません。

 

 

 

 

私はプランを考えるとき、間取りやデザイン、使いやすさはもちろんですが、

「どんな暮らしを送りたいか」「どんな時間を家族と過ごしたいか」など、そんな想いをお客様と共有することを大切にしています。

室内だけで完結するのではなく、庭や空といった色んなものとの繋がりを感じながら

「日常の中で、ふと深呼吸したくなる場所」「時間を気にせず、ゆっくりと過ごせる場所」

そんな何気ない時間が豊かになるような居心地の良い空間づくりを、これからも大切にしていきたいと思っています。

 

 

 

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