column

馬場 恭輔

窓から見える景色

窓をただ光や風を取り込むためのものとは考えていません。

「窓の先にどんな景色が広がるのか、何が見えるのか」という

住まいの心地良さをつくる大切な要素だと考えています。

 

 

 

敷地の外に豊かな自然があり、その景色を室内に取り込むように窓を配置します。

まるで1枚の絵を飾るように森林を切り取り、時間によって変わる表情を日常の中で感じることができます。

 

 

椅子に座った時の目線に合わせて窓の計画をすることもあります。

窓を単に設けるのではなく設置高さまで考えることで、

時にはふと顔を上げた先に広がる景色が何気ない時間となり豊かなものへと変わります。

 

 

壁でも成立する場所にあえて窓を設けることがあります。

その先に植栽を計画することで、朝の準備や玄関で出迎えるシンボルツリーとして、

葉の揺れや木漏れ日といった毎日の小さな変化を身近で感じることができ、

住まいの一部になります。

 

 

 

景色を切り取り、光を取り込む、そして季節の移ろいを身近に感じる。

窓を”単なる開口部”としてではなく、”暮らしと外をつなぐもの”として考えており、

窓の大きさ・設置高さ・形状をもとに、その先に何を映し出すのかまで丁寧に設計します。

 

「窓から見える景色まで設計すること。」

ROHAKU建築設計が大切している家づくりの1つです。

 

 

 

 

baba